外部委託するにあたり、依頼する会社選びのポイントに「業務品質・サービス」を挙げた。そのサービスについて、事前に聞いた話と実際に委託が始まってからで対応がまったく違う、というのはよくある話である。
担当者としてはそうした事態をもっとも恐れていたのだが、数ヵ月後には、事前の話通りに納得のいく誠実な対応を見て、心配が杞憂に終わりほっとしている。毎月の月次決算書の説明では、数字だけが並ぶ無味乾燥な決算書ではなく、図やグラフを使って見る側の気持ちを喚起し、感覚的に理解しやすい体裁となっている。
しかもスピードが早い。
月が終わって翌月の5日には経理処理が完了し、10日には月次決算書の説明に訪問がある。またその内容も、月間の売上高推移や貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、経営分析表、資金繰り実績表などから必要な資料が選ばれ、それを毎月、懇切丁寧に説明してくれるので、数字の意味を本当に理解することができるようになった。
この月次決算を受けて、月ごとに長期の経営計画を修正し開発と営業のバランスを取ったスピーディな経営体制を整えることができた。しかも、その経営計画に関してもプロ視点からのアドバイスを受けることができる。また経費精算の合理的なシステム化や、事務処理全般の簡易化の相談、また最新の税制に対応する節税対策にも柔軟な対応をしてもらうなど、委託によって生じた経営への好影響には大いに満足している。