顧問税理士を選ぶにあたり、知り合いからの口コミだけではなくネットを使って調べたのは、ネットには第三者の素の意見がそのまま載っているからだ。これはたとえば個人的な飲み会の店を選ぶ時であっても、家族で旅行先を選ぶ時であっても、家電を買い換える時であっても同じことだ。ネットの匿名性は忌憚ない意見を聞ける絶好の場なのである。
ただし匿名性であるが故に、嘘や根拠のない誹謗中傷も少なくはないことには注意する必要がある。これを我が社についてと考えてみるとどうだろう。我が社はネットで検索をかけてもほとんど結果は出ない。自社サイトと過去の求人情報程度が関の山だ。
つまりネットで我が社への第三者的な意見は探すことができない。クライアントからの意見は我が社の商品やサービスについてであって、経営に関する意見が出るようなことはない。従って、顧問税理士に訪問してもらうことは、第三者視点からの情報を得られる貴重な機会なのである。
例を挙げれば、同業者の中で黒字企業や優良企業との比較をし、生産性や収益性を偏差値のように見ることができたこと。必要な売上や粗利が数字ではっきり意識できるようになったこと。
そのためにどういった努力をするかは経営陣の我々が考えることだが、顧問税理士からも意見を聞けば、独りよがりな計画にならずに済む。
どちらかといえばワンマンな我が社の社長が陥り勝ちなところを、 顧問税理士と契約することでカバーできたのである。